「眼球運動」や「視線測定」の研究を専門的に行っているのではなく、「視線をコンピュータとのインターフェース」としてお考えの方、「視線を利用した装置」を研究開発されている方はこちらを参照して下さい。本ユニットは使用者が見ているコンピュータ画面上の位置を検出して被験者の注視点座標(x,y)を算出・出力します。そのため、アプリケーションプログラムを開発するだけでコンピュータの入力装置(インターフェース)としてそのまま利用でき、視線を利用した新しいオリジナルシステムをアイディア次第で研究開発することができます。アプリケーションプログラムの開発は非常に容易で、ユニットに関連する主な処理は1/60秒毎に出力される被験者の注視点座標(x,y)を入力だけです。尚、本ユニットを利用するに当たっては眼球測定に関する知識は一切必要なく、測定環境などの設定は全て自動で完了します。ユニットのパネルは電源スイッチのみで、設定に関するキーやボタンは一切ありません。従って、コンピュータに接続して被験者の眼球を撮影するだけで正確な視線測定ができるメンテナンスフリーかつ操作性も抜群と言えるユニットです。
また、非接触タイプなので被験者に何も装着しないため使用者は苦痛や違和感が全くなく、自然な状態で測定または検出ができます。本ユニットを「視線測定装置」ではなく「視線によるコンピュータの入力装置」として様々なテーマの研究開発にお役立て下さい。
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